GOODYEAR WELT PROCESSグッドイヤーウェルト製法
MCKAY PROCESSマッケイ製法
マッケイ製法について
マッケイ製法とは、1897年ドイツからアリアンズ機が日本に輸入され広まった製法です。この製法は、比較的簡単な作り(靴内部から本底までを一緒に縫いつける製法)ではありますが、足入れがとてもよく、ソールの返りがよいことから靴の製法の中でも人気があります。また柔らかい革でも靴にできることから、デザイン面でも幅があり、様々なシーンの靴に活用されております。靴の中を覗けば、中底の周りに縫い糸が見えるのでマッケイ製法の確認ができます。
STITCHDOWN PROCESSステッチダウン製法
ステッチダウン製法について
ステッチダウンとは、グッドイヤー製法よりも古く昔からの伝統的な製法です。一般的にカジュアルシューズに多く用いられ、またコストもかからない合理的な面から生産しやすく、靴売り場でもよく確認できます。ステッチダウンの特徴的なことは、アッパー(甲革)が外に張り出しており、ミッドソール(中底)と糸で結合されているため、外観からでも製法がうかがうことができます。歩行時の屈曲性がとてもよく、さらに重量が軽いため、日常の生活にも適した製法の一つです。
CEMENTED PROCESSセメンテッド製法
セメンテッド製法について
セメンテッド製法とはアッパーとアウトソールを接着剤のみで貼り付けている手法です。靴の製法の大半を占める方法で、スニーカー、ヒール物まで多彩なデザインの靴に活用されております。靴の構造が簡単な事から、リペア修理等もしやすく、また価格も安い。アッパー(甲革)とアウトソールに縫い目が無いことから耐浸水性に優れており、底材にEVA(インジェクション)を活用することで、クッション性などの機能面も表現することができます。製法として汎用性があります。
他にも様々なデザイン、製法が作成可能です!お気軽にご相談ください!
グッドイヤーウェルト製法について
グッドイヤーウェルト製法とは靴を作る製法の中でも複雑なものの一つです。19世紀初頭アメリカのチャールズ・グッドイヤー二世が、それまで手縫いだった靴製造の機械化に成功し、発明したためにこの名がつきました。この製法は高級紳士靴などに利用されており、他の製法に比べ、職人の技術が伴われ、多くの部品を必要とします。ゆえに靴として大変丈夫で長持ちし、歩行性にも安定感があり、中底にコルクやフェルトなどを入れることで、クッション性や吸湿性、断熱性といった機能的にも優れております。